Facebookの埋め込みはSEOに効果あり!?内部ブログとの比較
Facebookページの埋め込みは現在多くのウェブサイトで確認できます。弊社のお客さまでも利用されている方が多数いらっしゃいます。
先日、毎月送っているアクセス解析レポートの検索クエリの項に気になるキーワードがあったので、それを基にFacebookページ埋め込みのSEO効果について考えたことを書きます。
Facebookページに書かれたことが自社サイトの検索クエリに表示された
化粧品販売を営んでいるお客さま(Aさん)はウェブサイトのトップページにFacebookの埋め込みを表示させています。内部ブログ等は無いものの、Facebookの更新は頻繁に行っている状態です。 そこで先日、検索クエリ上にFacebookページでしか表示させていないキーワードが自社サイトで検出されました。
つまりFacebookページの投稿が、埋め込みされたページのテキストとして扱われたことを意味します。
今までの認識だとFacebookの埋め込みはテキストとして認識されないものと思ってましたが……iframe要素ですし。ですが調べると実際に検索クエリには表示されています。あれれ?
ということで実験をしてみました。弊社のFacebookページ上に実際に投稿をしてみて、それが自社サイトの埋め込みページの検索に引っかかれば実験成功です。
こちらが実際にFacebookに投稿した内容です。
数日後、投稿文で検索をかけてみると……
載ってますね!実際にアクセスしてみると埋め込みが表示されているページに飛びました。ということはFacebookページの投稿が埋め込みページのSEOに効果があるということがわかります。
じゃあFacebookの埋め込みと内部ブログはSEO的にどちらがいいの?
ではFacebookの埋め込みと内部ブログはSEOとしてどちらが優れているのでしょうか。まずは双方のメリットとデメリットから比較してみましょう。
※前提としてウェブサイトを持っていてサーバーは自己負担で借りている、とします。
内部ブログ | Facebook埋め込み | |
初期費用 | 無料 | 無料 |
書きやすさ | 慣れないと難しい | 書きやすい |
レイアウト | 自由度が高く、個性を出しやすい | 見やすいが、自由度はない |
SEO | 高い | 検索には引っかかる |
<Facebookの埋め込み>
メリット
・無料
・書きやすい
・更新が楽
デメリット
・レイアウトに自由度がない
・該当投稿をユーザーが発見できない場合がある
<内部ブログ>
メリット
・自由度が高いので個性が出しやすい
・細かく構成ができるのでユーザーに伝わりやすく作成できる。
デメリット
・設置の問題
・書きやすさは慣れないと困惑するかも
ざっとこんな感じです。
まとめるとFacebookのほうは自由度は少ないものの、書きやすい・継続しやすいといった特徴が挙げられます。対して内部ブログのほうは初期設定と書き方さえ覚えてしまえば、ユーザーを満足させられる十分なコンテンツを作成することが可能です。
純粋にSEOだけで見れば内部ブログのほうが優れていますが、Facebookには無料・続けやすいという大きなメリットがあります。
個人的には該当投稿を見つけられない可能性があるFacebook埋め込みはユーザービリティに欠けるなぁと思います。探したいキーワードが見つけづらいのはダメだと思いますから。
一番良いのは内部ブログもFacebookの投稿もどちらもやることですが、なかなかね……(汗)