さくらインターネットを利用していればモリサワwebフォントが無料で使えるというので試してみました。
先月29日にモリサワとさくらインターネットが協業し、無料でのWebフォント導入を実現したというニュースが話題になっていましたので、早速モリサワのウェブフォント『TypeSquare』を体験してみました。
モリサワとさくらインターネットが協業し、無料でのWebフォント導入を実現
TypeSquareとは何ぞや?
TypeSquareって何やねんという人も多いと思いますが、TypeSquareとはフォント開発大手のモリサワが提供しているウェブフォントのことを指します。通常だと利用料金が月々¥2,160~¥4,320かかってしまうところですが、さくらインターネットのレンタルサーバーを利用していればTypeSquare内の30種類のフォントが無料で利用可能ということですのでこれは利用しない手はないですね!
TypeSquareの利用条件と導入方法
利用条件
①WordPressを利用できる「さくらのレンタルサーバ」スタンダードプラン以上、もしくは「さくらのマネージドサーバ」を利用の場合のみ
ウェブフォントがWordpressのプラグイン形式での配布となるのでMySQLが利用できるスタンダードプラン以上とのこと。ライトプランでは使用できませんので悪しからず。ちなみにさくらレンタルサーバーではWordpressのクイックインストールという機能がありますが、これを使えば最初からTypeSquareのプラグインが入っているそうです。個人でインストールした場合はTypeSquareのプラグインをインストールする必要があります。
②月間PV数2.5万以下、年間PV数30万PV、1ドメインまで
無料で使える範囲は上記の範囲までだそうです。人気なブログや大型サイト以外は心配する必要はないんじゃないかなーと。一応さくらインターネットコントロールパネル→左メニューのWebフォントから月間PV数を確認することができます。もしも規定PV数を超えても、もともと設定してあるフォントに戻るだけとのこと。1ドメインまでとなりますのでマルチドメイン利用の方は要注意です。
導入方法
詳しい導入方法はさくらインターネットさんでマニュアルが用意されていますので、そちらをご参照ください。
Webフォントプラグイン機能|さくらインターネット公式サポートサイト
上記のリンクからクイックインストール時と手動インストール時の導入方法が詳しく説明されています。
さっそく使ってみよう!
TypeSquare Webfontsには予め8種類のフォントパターンが用意されています。それぞれ特徴が異なりますのでサイトの雰囲気に適したフォントを選びましょう。
てことでいくつかを簡単にご紹介。
ウェブフォント使用前
特にフォントを指定していない場合は上のようになります。シンプルですね。
・ベーシック(見出し:見出ゴMB31 本文:新ゴR)
・ファッション(見出し:解ミン 宙B 本文:フォークR)
・ポップ(見出し:新丸ゴ太ライン 本文:じゅん201)
・和風(見出し:隷書101 本文:リュウミンR-KL)
・モダン(見出し:すずむし 本文:ナウ-GM)
・小説(見出し:見出ミンMA31 本文:A1明朝)
・スマホ(見出し:UD新ゴM 本文:UD新ゴ コンデンス90L)
この他にも自由にフォントをカスタマイズすることもできるので自分好みのフォントを選ぶことができます。
投稿・固定ページごとにフォントを選ぶことができる
便利な機能だと思いました。投稿や固定ページごとにフォントを設定することができるので、コンテンツの雰囲気に合わせて使い分けることができます。
フォントひとつでページの雰囲気がガラリと変わるものです。
さくらレンタルサーバーを使ってWordpressを使用している方はぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。